山陰~北陸・日本海沿いの旅9(福井 恐竜編) [きまま旅]
ギャオー
福井駅前の恐竜、フクイティタンです。
朝のうちに北陸本線で敦賀から福井に移動してきました。
しかし、敦賀を出てすぐの北陸トンネルって本当に長いです。
長さが13,870mもあり、通過するのに8分もかかるんですよ。
1.38kmではないですよ、13.8kmです。
でもどうせ電車に乗ってるだけだろって?
まあそうなんですけど、その間スマホが使えないわけです。
使えるキャリアもあるのかもしれませんが、あの白い犬のCMの会社はだめでした。
景色も見えないし、ただぼ〜っとするしかないという..
福井駅も敦賀駅同様、北陸新幹線延伸に伴い駅前が再開発されたのか、かなりきれいに整備されています。駅前の恐竜広場もその一環で作られたそうで。
でも、他の県なら絶対に許されないよね、駅前に実物大の恐竜なんて。
しかし、そこはさすが福井です。だてに恐竜王国を名乗っていません。
あと、福井といえばカニ
改札前のホワイトボードも全力のカニ推し。
ズワイガニは水揚げされる地域で呼び方が変わるのはご存知の通り。
島根・鳥取あたりだと松葉ガニですが、福井は越前ガニ
ならばその推しに乗せられましょう。
駅構内にあるこちらの駅弁屋さんでお昼ご飯を調達します。
鳥取駅の駅弁屋さんもよかったけど、こっちも抜群の品揃えです。
ソースかつ丼、福めし、北前回船丼、かにちらし、若狭牛しぐれ煮弁等々、その数ざっと18種類!
なんかもう福井に1週間くらい滞在して全部食べたいよ。
どの駅弁を買ったかは後ほど
では駅弁も買ったことだし、JR福井駅に隣接しているこちらの鉄道で移動します。
朱色の壁面のぽっかりあいた穴から覗いている電車は、えちぜん鉄道の車両です。
えちぜんは漢字ではなくひらがな表記なんだけど、ついつい変換しちゃいます。
地上駅だったのを高架にしたばかりらしく、駅がとてもきれいです。
横は北陸新幹線の福井駅で、ただいま絶賛工事中。
改札前の待合スペースのベンチに座っていたこちらは、恐竜博士というらしい。
けっこうあちこちでお見かけしたような??
ホームは1本だけ。
1番線からは三国港が終点の三国芦原線、2番線からは勝山が終点の勝山永平寺線が出ています。
えちぜん鉄道はこの2路線を運営する地方鉄道です。
どちらの電車にも乗る予定なのですが、ほぼ30分間隔で発車しているので、たとえ乗り逃しても大きな時間ロスにはならなくて済みそうです。
9:09発、三国芦原線の三国港行はインバウンド観光客でそこそこの乗車率。
えちぜん鉄道は、観光列車ではない通常の列車にアテンダントさんが乗務している珍しい鉄道会社です。
ホームでウロウロしていると列車から降りてきて色々案内してくれました。
わざわざすみません..
ですが三国港行は見送り、まずは2番線から出る9:25発の勝山行きに乗ります。
目的地は終点の勝山。
勝山市は福井から東に20kmくらい、電車で約1時間の場所。
さっきの三国港行とは違い、こちら勝山行はがら空き状態です。
福井を出るとしばらく高架を走りますが、福井口で三国芦原線とわかれた後、九頭竜川に沿って勝山盆地を目指し山あいへと入って行きます。
路線名にもなっている永平寺町付近の風景。
その名のとおり永平寺という有名なお寺があり、宿坊などもあるようです。
なんとなく日本の原風景を感じさせます。
ホームの幅が細い駅も。ちょっと怖いです。
途中にある小舟渡(こぶなと)駅は九頭竜川のすぐそばにホームが。
増水したら、ついつい後ろが気になりそう。
終点の勝山駅には10時20分に到着
駅前に停車中のバスに乗り換えます。
路線バスに揺られること15分、ようやく最初の目的地に到着しました。
あ、モニュメントの頭が切れちゃった..
やって来たのは、福井県立恐竜博物館。
福井が日本に、いや世界に誇る博物館です。
嘘か真か、世界三大恐竜博物館の一つらしい。
じつは前日に福井の観光スポットを調べていて、目に留まったのがこの恐竜博物館でした。
コロナの影響で前日までの事前予約制ということを知り、あわてて予約したのです。
平日だし、時期的にも来館者は少ないみたいで受け入れ人数的には相当な余裕がありそうでしたが、予約制にする意味はあるのかな?
知らずに予約なしで直接来て入れなかったら、かなりショックだと思うのだけど。
ちょうどリニューアルのため、半年ほど休館になる直前というギリギリのタイミングでした。
そのおかげか、通常2,130円する博物館の入館券+えちぜん鉄道と勝山市内バスが一日乗り放題になるセット券が、なんと500円引きの1,630円で販売されていました。
すごいお得感!これを買わない手はありません。
だって福井から勝山までが往復で1,540円、博物館の入館料が730円しますから。
当然、駅から博物館までのバスも往復これで乗れるわけです。
予約の2次元コードを見せて入館します。
まずはエスカレーターで一番下のフロアまで降ります。
通路を通って展示エリアへ
ここから、上の階に向かって昇りながら見学していくようです。
おっ、早速出たな!
ぎゃー!
この子は頭と尻尾が結構激しく動くのでぶれやすいです。
なので止まった瞬間にパチリ
再び、ギャー!
すみません、うるさいですね・・
骨格標本は基本的にレプリカのようですが、中には本物もあるみたいです。
でも、骨格標本は撮る角度がなかなか難しい。
ブラキオサウルス
デカすぎて全身が入らない
10歩引いても尻尾が切れる。
なんという大きさ。
こういうジオラマ見るのが楽しいです。
でもこういう展示物って誰が作ってるのでしょうね。
だって、実物がいないのだから肉付けは想像でしょうし。
いちど太古の地球に行ってみたいものです。
でも捕食されるのは絶対に嫌だけど。
恐竜の骨格だけでも44体あるらしいです。
全部見るのはかなり大変。
そもそも、どうしてこの勝山の地にこのような博物館があるのか。
それは日本における恐竜の化石が、勝山で多く発見・発掘されているから他なりません。
どうしてこの地域で化石が多く出るのかは知りませんが・・
館内にはいろいろな展示ゾーンがあるのですが、
一番の見所は、やっぱり「世界の恐竜」ゾーン
最低限、ここさえ見ておけば後悔はないかと。
恐竜以外にも、でっかいウミガメ(ウミガメの祖先?)とか
ご存知、マンモスとか
海竜(?)とか
もうね、見ていてぜんぜん飽きないです。
ラボにあるティラノサウルスの大腿骨の化石(実物)
この子の脚ですね(こっちの全身骨格はレプリカ)
12月限定? フクイラプトルくんサンタバージョン
いやー、ここ楽しすぎ!
世界三大恐竜博物館と言われるのも納得です。
ただ、残念ながら1時間しか滞在できませんでした。
標準的な見学時間が1時間強らしいので十分かもしれませんが、かなり早足だと思います。
いつかもっとゆっくり見にきたい。
恐竜博物館から勝山駅までは直通のシャトルバスでした。
当然のごとく恐竜ラッピングバス。
夏にリニューアルオープンして北陸新幹線が延伸したら、さぞ混むのでしょうね。
福井駅前の恐竜、フクイティタンです。
朝のうちに北陸本線で敦賀から福井に移動してきました。
しかし、敦賀を出てすぐの北陸トンネルって本当に長いです。
長さが13,870mもあり、通過するのに8分もかかるんですよ。
1.38kmではないですよ、13.8kmです。
でもどうせ電車に乗ってるだけだろって?
まあそうなんですけど、その間スマホが使えないわけです。
使えるキャリアもあるのかもしれませんが、あの白い犬のCMの会社はだめでした。
景色も見えないし、ただぼ〜っとするしかないという..
福井駅も敦賀駅同様、北陸新幹線延伸に伴い駅前が再開発されたのか、かなりきれいに整備されています。駅前の恐竜広場もその一環で作られたそうで。
でも、他の県なら絶対に許されないよね、駅前に実物大の恐竜なんて。
しかし、そこはさすが福井です。だてに恐竜王国を名乗っていません。
あと、福井といえばカニ
改札前のホワイトボードも全力のカニ推し。
ズワイガニは水揚げされる地域で呼び方が変わるのはご存知の通り。
島根・鳥取あたりだと松葉ガニですが、福井は越前ガニ
ならばその推しに乗せられましょう。
駅構内にあるこちらの駅弁屋さんでお昼ご飯を調達します。
鳥取駅の駅弁屋さんもよかったけど、こっちも抜群の品揃えです。
ソースかつ丼、福めし、北前回船丼、かにちらし、若狭牛しぐれ煮弁等々、その数ざっと18種類!
なんかもう福井に1週間くらい滞在して全部食べたいよ。
どの駅弁を買ったかは後ほど
では駅弁も買ったことだし、JR福井駅に隣接しているこちらの鉄道で移動します。
朱色の壁面のぽっかりあいた穴から覗いている電車は、えちぜん鉄道の車両です。
えちぜんは漢字ではなくひらがな表記なんだけど、ついつい変換しちゃいます。
地上駅だったのを高架にしたばかりらしく、駅がとてもきれいです。
横は北陸新幹線の福井駅で、ただいま絶賛工事中。
改札前の待合スペースのベンチに座っていたこちらは、恐竜博士というらしい。
けっこうあちこちでお見かけしたような??
ホームは1本だけ。
1番線からは三国港が終点の三国芦原線、2番線からは勝山が終点の勝山永平寺線が出ています。
えちぜん鉄道はこの2路線を運営する地方鉄道です。
どちらの電車にも乗る予定なのですが、ほぼ30分間隔で発車しているので、たとえ乗り逃しても大きな時間ロスにはならなくて済みそうです。
9:09発、三国芦原線の三国港行はインバウンド観光客でそこそこの乗車率。
えちぜん鉄道は、観光列車ではない通常の列車にアテンダントさんが乗務している珍しい鉄道会社です。
ホームでウロウロしていると列車から降りてきて色々案内してくれました。
わざわざすみません..
ですが三国港行は見送り、まずは2番線から出る9:25発の勝山行きに乗ります。
目的地は終点の勝山。
勝山市は福井から東に20kmくらい、電車で約1時間の場所。
さっきの三国港行とは違い、こちら勝山行はがら空き状態です。
福井を出るとしばらく高架を走りますが、福井口で三国芦原線とわかれた後、九頭竜川に沿って勝山盆地を目指し山あいへと入って行きます。
路線名にもなっている永平寺町付近の風景。
その名のとおり永平寺という有名なお寺があり、宿坊などもあるようです。
なんとなく日本の原風景を感じさせます。
ホームの幅が細い駅も。ちょっと怖いです。
途中にある小舟渡(こぶなと)駅は九頭竜川のすぐそばにホームが。
増水したら、ついつい後ろが気になりそう。
終点の勝山駅には10時20分に到着
駅前に停車中のバスに乗り換えます。
路線バスに揺られること15分、ようやく最初の目的地に到着しました。
あ、モニュメントの頭が切れちゃった..
やって来たのは、福井県立恐竜博物館。
福井が日本に、いや世界に誇る博物館です。
嘘か真か、世界三大恐竜博物館の一つらしい。
じつは前日に福井の観光スポットを調べていて、目に留まったのがこの恐竜博物館でした。
コロナの影響で前日までの事前予約制ということを知り、あわてて予約したのです。
平日だし、時期的にも来館者は少ないみたいで受け入れ人数的には相当な余裕がありそうでしたが、予約制にする意味はあるのかな?
知らずに予約なしで直接来て入れなかったら、かなりショックだと思うのだけど。
ちょうどリニューアルのため、半年ほど休館になる直前というギリギリのタイミングでした。
そのおかげか、通常2,130円する博物館の入館券+えちぜん鉄道と勝山市内バスが一日乗り放題になるセット券が、なんと500円引きの1,630円で販売されていました。
すごいお得感!これを買わない手はありません。
だって福井から勝山までが往復で1,540円、博物館の入館料が730円しますから。
当然、駅から博物館までのバスも往復これで乗れるわけです。
予約の2次元コードを見せて入館します。
まずはエスカレーターで一番下のフロアまで降ります。
通路を通って展示エリアへ
ここから、上の階に向かって昇りながら見学していくようです。
おっ、早速出たな!
ぎゃー!
この子は頭と尻尾が結構激しく動くのでぶれやすいです。
なので止まった瞬間にパチリ
再び、ギャー!
すみません、うるさいですね・・
骨格標本は基本的にレプリカのようですが、中には本物もあるみたいです。
でも、骨格標本は撮る角度がなかなか難しい。
ブラキオサウルス
デカすぎて全身が入らない
10歩引いても尻尾が切れる。
なんという大きさ。
こういうジオラマ見るのが楽しいです。
でもこういう展示物って誰が作ってるのでしょうね。
だって、実物がいないのだから肉付けは想像でしょうし。
いちど太古の地球に行ってみたいものです。
でも捕食されるのは絶対に嫌だけど。
恐竜の骨格だけでも44体あるらしいです。
全部見るのはかなり大変。
そもそも、どうしてこの勝山の地にこのような博物館があるのか。
それは日本における恐竜の化石が、勝山で多く発見・発掘されているから他なりません。
どうしてこの地域で化石が多く出るのかは知りませんが・・
館内にはいろいろな展示ゾーンがあるのですが、
一番の見所は、やっぱり「世界の恐竜」ゾーン
最低限、ここさえ見ておけば後悔はないかと。
恐竜以外にも、でっかいウミガメ(ウミガメの祖先?)とか
ご存知、マンモスとか
海竜(?)とか
もうね、見ていてぜんぜん飽きないです。
ラボにあるティラノサウルスの大腿骨の化石(実物)
この子の脚ですね(こっちの全身骨格はレプリカ)
12月限定? フクイラプトルくんサンタバージョン
いやー、ここ楽しすぎ!
世界三大恐竜博物館と言われるのも納得です。
ただ、残念ながら1時間しか滞在できませんでした。
標準的な見学時間が1時間強らしいので十分かもしれませんが、かなり早足だと思います。
いつかもっとゆっくり見にきたい。
恐竜博物館から勝山駅までは直通のシャトルバスでした。
当然のごとく恐竜ラッピングバス。
夏にリニューアルオープンして北陸新幹線が延伸したら、さぞ混むのでしょうね。
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