神栖へ行く

先日購入した車両、車検を通してナンバーも付いたとのことなので引き取りに行きます。

お店の場所は神栖

↓ここ。茨城県の東の端、鹿島港の近くです。

地図はYahoo MAPさんより拝借しています。


ただですね、ここら辺は公共交通機関で行くのが少し大変な地域なんですよ。

というのも、鉄道が通っていないから。

鹿島臨海鉄道というのはあるのですが、この辺りは貨物線のみで旅客列車が無い。

最寄りの駅はJRの鹿島神宮なのですが、最寄と言っても10kmくらいはあるんじゃ･･

さすがに歩いて行くのは大変だなぁ

で、お店の人が教えてくれたルートで行くことにしました。

というわけで、東京駅は八重洲南口の高速バスターミナルにやってきました。

ここから出ている高速バスでお店の近くまで行けるとのことなのです。

そのバスがこちら

東京駅と鹿島方面を結んでいる高速バス「鹿島線」

京成、JR、関鉄（関東鉄道）の3社で運行しています。

しかもこの路線、一日の運行本数がもはや高速バスとは思えないくらいに多いのです。

下りは朝6:30から22:50まで、ほぼ10分置きに出発しています。

たまに20分間隔があるけど、それでも高速バスとしてはけた違いの運行本数です。

2024年4月1日時点の時刻表です

基本的には東京駅から鹿島神宮までの運行なのですが、なかには途中の鹿島セントラルホテル止まりの便があったり、鹿島神宮から先の鹿嶋サッカースタジアムまで行くバスもあります。

今回乗るのは、その鹿島セントラルホテル止まりの11:50の便

鹿島神宮まで行かないので、多少空いてるかなという理由

案の定、車内は空いていました。

日曜昼前でしたが乗車人数は10人くらいかな？


チャンス神栖店は、鹿島セントラルホテルから徒歩数分の場所

東京駅からは1時間30分

料金は1950円（IC利用）

おそらく鹿島神宮駅からタクシーを使うと3000円以上はすると思うのです。

わざわざ無駄に逆方向に移動することになるわけですが、結局は安あがりなんですよね。


バスは箱崎JCTから9号深川線に入り、墨田川を渡ります。



辰巳JCTから首都高速湾岸線へ


これ、完全に戻っています。

無駄な移動ではないのは分かっていますが、なんかもやもやする･･


市川富士を横目に


この通称・市川富士、昔はハゲ山みたいな感じだったのが、こんなに木々が生い茂るなんて。

でも、自然の山ではないのです。

産廃と残土の不法投棄の山です。

しかし自然の力って偉大！

まさに臭いモノに自然の蓋がされた感じです。

だからって不法投棄はダメです、絶対。


飛行機がこの距離で見えるということは、もう成田空港の横か。

早いな..

なんでしょう、自分で車を運転していると長く感じますが、高速バスに乗っていると早く感じる。


香取に入ると一面の水田が広がります。

このあたりは千葉でも屈指の穀倉地帯

すでに水田には水が張られ、田植えを待つばかりです。



日本一の流域面積を誇る利根川を渡ると、最初の停留所に到着します。



東京駅を出発してから1時間10分

定刻より10分早い13時ジャストに「水郷潮来バスターミナル」に到着

なるほど、パークアンドライドになっているのですね。

1時間ちょっとで東京駅に行けるなら、たしかに高速バスが便利ですよね～


13:15、終点の鹿島セントラルホテルに到着です。

今回乗ったバスは、関東鉄道の運行でした。

京成Gなんだね。


鹿嶋セントラルホテル、わりと大きいホテルです。


ここは鹿島臨海工業地域（社会で習いましたね～）が近く、わりとビジネス需要があるようです。

高速バスの運行本数がとても多いのも納得です。


ホテル前の歩道橋から銚子方面を望みます。

交通量も多く、大きな街であることがわかります。

ちょうど東京駅行の高速バスがホテルへと入っていきます。


反対側、水戸方面を望みます

ちょうど右へとカーブしている国道124号線、グレーの建物の向こう側に目的地がありますよ。


テクテク歩くこと数分

チャンス神栖店に到着しました～