山陰・北陸、日本海沿いの旅10(福井 東尋坊編) [きまま旅]
勝山駅に戻ってきました。
恐竜博物館を1時間で切り上げてさっさと戻ってきたのは、もう一箇所行きたい場所があるから。
福井に来てスルーするわけにはいかない場所。
そう、東尋坊
勝山から福井口まで戻り、三国芦原線に乗り換えて三国か三国港まで行きバスで移動する。
と、朝にアテンダントさんが教えてくれた。
対面ホームへの渡りには恐竜の足跡。
なんでも、えちぜん鉄道はたまに恐竜電車なるものを走らせているらしいです。
なんだか楽しそうであります。
タイミング悪く電車が出た後だったので、待ち時間が30分ほど発生してしまいました。
でもちょうど良かった。
停車中の車両の中でお昼を食べさせてもらいましょう。
外は寒いし、誰も乗っていないからいいよね。
恐竜博物館の館内は飲食禁止だったので駅弁を食べ損なったんですよ。
ちなみに、朝に福井駅で買ったのはこれ。
越前かにめし
ずらーっと並べてあったし、当店のイチオシ!ってくらいだから、今回は素直に選びました。
かにの身もたっぷり入ってます。
付属の刻みのりをぱらぱらっとかけてと、
(゚д゚)ウマ-
あっという間になくなってしまいました。
なるほど、こりゃ売れるわけだ。
お昼も食べて満足です。
しばし、えちぜん鉄道(勝山永平寺線)の車窓を楽しみましょう。
駅の遮断器の音、カンカンカンではなくチンチンチンと、まるで鐘の音のような音がします。
風情のあるいい音です♪
松岡駅
車両の後ろから後方を撮っていますよ。
家々の間を縫うように走ります。
まさに地域住民の足という感じ。
観音町駅
越前新保駅
勝山行の電車と交換(行き違い)
えちぜん鉄道は右側通行と、普通とは逆なので少し違和感があります。
方向感覚ならぬ行き先感覚が狂いそう。
福井口駅で三国港行きに乗り換えようとしましたが、いったん福井駅まで戻ります。
ホテルに荷物を預けたときに折りたたみ傘も一緒に預けてしまったので、その傘を取りに。
まあ結局、時間を無駄にしてまで取りにいったその傘は、逆の意味で役にたたなかったのだけど..
さて、あっという間に三国港駅までやってきました。
えちぜん鉄道・三国芦原線の終点です。
福井駅から三国港駅までは片道770円。往復で1,540円
さすがに1日乗り放題チケットの恩恵を感じずにはいられません。
福井ー勝山 電車 1540円
勝山ー博物館 バス 600円
博物館入館料 770円
福井ー三国港 電車 1540円
普通なら合計4,450円のところ、1,630円ですよ!(割引含む)
凄まじい割引率。
もう、この先に線路はありません。
福井から乗ってきた一両編成の電車にはアテンダントさんが乗務していたのですが、観光案内やら切符の販売やら終始動き回って乗客のアテンドをされていました。えちぜん鉄道はいろいろ割引切符もあるようなので、もし乗車した際はアテンダントさんに聞いてみるのが良いかもしれません。
なんでも、えちぜん鉄道を舞台にした「えちてつ物語」という映画があるみたいなので、今度借りて見てみようかなと思います。
駅から少し歩いたところにあるバス停でバスを待ちます。
ここは一日乗り放題のチケットが使えないので、現金払いです。
バスに乗って10分ほど。
最寄りのバス停で降りて少し歩いていくと、なんとも観光地らしい雰囲気が。
ただ、天候のせいか時期的なものか、はたまた時間帯が遅いためか、人通りは決して多くありません。
海鮮が多いですが、ワカメ、地酒、いか焼、羽二重餅、ソフトクリーム、メロンパン等々
メロンパン!?(なぜ?)
お土産屋さんがひしめく通りを歩いているとパラパラと雨が落ちてきました。
ホテルに戻ってまで持ってきた折りたたみ傘が役にたちます。
と思いきや、あっという間に雨がひどくなり風も強くなってきます。
あまりにも短時間に変貌する天気。
東尋坊までたかだか300mあるかないかの距離なのに、もはや簡単に前進すらできなくなります。
傘も役にたったのはほんの一瞬だけで、突風により裏返しになってお役御免。
せっかく電車一本遅らせてまで取りに戻ったのに、何たる仕打ち・・
とりあえず建物の影に避難して雨風が弱まるのを待ちます。
あとは、あの先の階段を降りるだけなのに一歩も動けません。
しかし、ここまで来て名勝を見ずに引き返すわけにもいきません。
一瞬、風が弱くなった隙に一気に歩を進めます。
真正面から風雨を受けつつも、一目だけでも見るのだという気持ちだけで強行突破します。
前方から吹き付けてくる雨とも海水ともわからない飛沫(しぶき)を全身に浴びながら、なんとか東尋坊の入り口までは到達したものの、1分たりとも持ちこたえられませんでした。
もはや、目も開けられないくらいです。(写真だと分かりませんけど)
あまりの凄まじさに、そばにあった遊覧船乗り場のテントに避難しますが、テント内まで容赦なく吹き付けてくる始末。
なんで、こんな目に、、
とりあえず、すぐそばにあるカフェに逃げ込みます。
人間の作った建造物のありがたみよ。
IWABA CAFE
全身びしょ濡れだったので、店員さんがタオルを借してくれました。
しばらく雨宿りしましょう。
窓の外は嵐の様相。
目の前の名勝の碑さえ見え難い状況。
と思いきや、そんな嵐の中でも記念撮影をするツワモノはいるものです。
(すごい根性だ)
持ってたカメラもびしょ濡れ
ちなみにこの旅では軽さを重視して、フジのX-S10+XF 18-55mm f:2.8-4.0を持っていきました。
レンズもびっしょり。
雨だけならまだしも、きっと海水も混じってるだろうから後でメンテしないとな。
温かいカフェラテを飲みながら休憩していると、急速に天気が回復して晴れ間が覗きました。
待ったかいがありました。
これ幸いと、観光客がわらわら集まってきます。
(いや、みなさんいったいどこに隠れてたの?)
福井県が誇る名勝・東尋坊
国の天然記念物でもあります。
海が荒れているおかげか、荒々しい姿を見せてくれます。
荒天の東尋坊もいいものですね。(決して負け惜しみではありません。たぶん)
これだけの高さの柱状節理(マグマが固まってヒビ割れたもの)は世界的にも珍しいみたいで、国の天然記念物に指定されています。
奥に見える島は雄島
神社がポツンとあるだけみたいだけど、橋が架かっているので歩いて渡れるみたいです。
崖の上に人がいるのですが、比べるとその高さがわかります。
はっきり言って、崖の上に立つと恐怖ですね。
際まで行くのは無理でした。
断崖の下に船着き場があります。
さすがにこの日の遊覧船は欠航でしたけど。
しばらくいましたが、日が落ちてくると寒いし、まだ明るさのあるうちに戻りましょう。
東尋坊タワー
東尋坊バス停
あ、夕日が見えそうだ。
もう少しいればよかったな。
三国港駅に戻ってきました。
終着駅って少し物悲しい感じがするのはなぜでしょうね。
帰りは2両編成でしたが、この駅から乗った乗客は数人だけ。
福井に近づくに連れて乗客は増えていきますが、満員になることはありませんでした。
福井駅に戻ってきました。
もうすっかり暗くなっています。
ギャオー
夜にはフクイティタンも駅舎の壁もライトアップされます。
ところで、
腹が減った・・
(五郎さん風)
とくれば、観光客の味方。観光案内所。
観光スポットだけでなく、美味しい情報も仕入れられます。
ふむふむ
・・・
結論、スタッフさんはかに推しでした。
しかも相当の熱量で。
やっぱりセイコ蟹はなんとしても食べないといけないものらしいです。
義務と言っても過言ではない。(すみません、盛ってます)
しかも、食べられるのは11月〜12月の2ヶ月間だけ。まさしくど真ん中なのは確か。
というわけで、観光案内所のすぐ後ろにあるお店を紹介していただきました。
くずし割烹 ぼんた
えーと、入り口のメニューをぱっと見た感じだと少し値が張りそうではあります・・
でも他にお店知らないし、探すのも面倒だし。
観光客はお金使ってなんぼ。
食べずに後悔するより、食べて後悔しろ。
じゃん!
セイコ蟹丼、再び。
それとお店の人に選んでもらったお酒。
永平寺町は黒龍酒造の黒龍 吟醸 いっちょらい(冷酒)
蟹の盛り付け方が、なんとなく罪深さを感じさせます。
ごめんよ..
敦賀で食べたセイコ丼も同様でしたが、味についてはへ〜って感じなんだけど(福井の人ごめんなさい)、量が少ないのね。
まずこれだけでお腹いっぱいにはなりません。
2皿くらい食べないと。
ただ本当に2皿食べると破産するし、こういうのは1皿だけ食べるからいいのですよね。
仕方ないので他のものを頼みます。
じゃん!
若狭牛のローストビーフ
お酒はマイチョイスで、永平寺町は田邊酒造の越前岬 超辛口純米「シュタルクカイザー」(冷酒)
やっぱり肉料理には辛口でしょう。
これが、美味いのなんのって。。
若狭牛、最高!!
福井のお酒最高!!
でも、美味しい思いをした後は辛い現実が待ち受けているものです。
お会計が!?
(||゚Д゚)ヒィィィ!
恐竜博物館を1時間で切り上げてさっさと戻ってきたのは、もう一箇所行きたい場所があるから。
福井に来てスルーするわけにはいかない場所。
そう、東尋坊
勝山から福井口まで戻り、三国芦原線に乗り換えて三国か三国港まで行きバスで移動する。
と、朝にアテンダントさんが教えてくれた。
対面ホームへの渡りには恐竜の足跡。
なんでも、えちぜん鉄道はたまに恐竜電車なるものを走らせているらしいです。
なんだか楽しそうであります。
タイミング悪く電車が出た後だったので、待ち時間が30分ほど発生してしまいました。
でもちょうど良かった。
停車中の車両の中でお昼を食べさせてもらいましょう。
外は寒いし、誰も乗っていないからいいよね。
恐竜博物館の館内は飲食禁止だったので駅弁を食べ損なったんですよ。
ちなみに、朝に福井駅で買ったのはこれ。
越前かにめし
ずらーっと並べてあったし、当店のイチオシ!ってくらいだから、今回は素直に選びました。
かにの身もたっぷり入ってます。
付属の刻みのりをぱらぱらっとかけてと、
(゚д゚)ウマ-
あっという間になくなってしまいました。
なるほど、こりゃ売れるわけだ。
お昼も食べて満足です。
しばし、えちぜん鉄道(勝山永平寺線)の車窓を楽しみましょう。
駅の遮断器の音、カンカンカンではなくチンチンチンと、まるで鐘の音のような音がします。
風情のあるいい音です♪
松岡駅
車両の後ろから後方を撮っていますよ。
家々の間を縫うように走ります。
まさに地域住民の足という感じ。
観音町駅
越前新保駅
勝山行の電車と交換(行き違い)
えちぜん鉄道は右側通行と、普通とは逆なので少し違和感があります。
方向感覚ならぬ行き先感覚が狂いそう。
福井口駅で三国港行きに乗り換えようとしましたが、いったん福井駅まで戻ります。
ホテルに荷物を預けたときに折りたたみ傘も一緒に預けてしまったので、その傘を取りに。
まあ結局、時間を無駄にしてまで取りにいったその傘は、逆の意味で役にたたなかったのだけど..
さて、あっという間に三国港駅までやってきました。
えちぜん鉄道・三国芦原線の終点です。
福井駅から三国港駅までは片道770円。往復で1,540円
さすがに1日乗り放題チケットの恩恵を感じずにはいられません。
福井ー勝山 電車 1540円
勝山ー博物館 バス 600円
博物館入館料 770円
福井ー三国港 電車 1540円
普通なら合計4,450円のところ、1,630円ですよ!(割引含む)
凄まじい割引率。
もう、この先に線路はありません。
福井から乗ってきた一両編成の電車にはアテンダントさんが乗務していたのですが、観光案内やら切符の販売やら終始動き回って乗客のアテンドをされていました。えちぜん鉄道はいろいろ割引切符もあるようなので、もし乗車した際はアテンダントさんに聞いてみるのが良いかもしれません。
なんでも、えちぜん鉄道を舞台にした「えちてつ物語」という映画があるみたいなので、今度借りて見てみようかなと思います。
駅から少し歩いたところにあるバス停でバスを待ちます。
ここは一日乗り放題のチケットが使えないので、現金払いです。
バスに乗って10分ほど。
最寄りのバス停で降りて少し歩いていくと、なんとも観光地らしい雰囲気が。
ただ、天候のせいか時期的なものか、はたまた時間帯が遅いためか、人通りは決して多くありません。
海鮮が多いですが、ワカメ、地酒、いか焼、羽二重餅、ソフトクリーム、メロンパン等々
メロンパン!?(なぜ?)
お土産屋さんがひしめく通りを歩いているとパラパラと雨が落ちてきました。
ホテルに戻ってまで持ってきた折りたたみ傘が役にたちます。
と思いきや、あっという間に雨がひどくなり風も強くなってきます。
あまりにも短時間に変貌する天気。
東尋坊までたかだか300mあるかないかの距離なのに、もはや簡単に前進すらできなくなります。
傘も役にたったのはほんの一瞬だけで、突風により裏返しになってお役御免。
せっかく電車一本遅らせてまで取りに戻ったのに、何たる仕打ち・・
とりあえず建物の影に避難して雨風が弱まるのを待ちます。
あとは、あの先の階段を降りるだけなのに一歩も動けません。
しかし、ここまで来て名勝を見ずに引き返すわけにもいきません。
一瞬、風が弱くなった隙に一気に歩を進めます。
真正面から風雨を受けつつも、一目だけでも見るのだという気持ちだけで強行突破します。
前方から吹き付けてくる雨とも海水ともわからない飛沫(しぶき)を全身に浴びながら、なんとか東尋坊の入り口までは到達したものの、1分たりとも持ちこたえられませんでした。
もはや、目も開けられないくらいです。(写真だと分かりませんけど)
あまりの凄まじさに、そばにあった遊覧船乗り場のテントに避難しますが、テント内まで容赦なく吹き付けてくる始末。
なんで、こんな目に、、
とりあえず、すぐそばにあるカフェに逃げ込みます。
人間の作った建造物のありがたみよ。
IWABA CAFE
全身びしょ濡れだったので、店員さんがタオルを借してくれました。
しばらく雨宿りしましょう。
窓の外は嵐の様相。
目の前の名勝の碑さえ見え難い状況。
と思いきや、そんな嵐の中でも記念撮影をするツワモノはいるものです。
(すごい根性だ)
持ってたカメラもびしょ濡れ
ちなみにこの旅では軽さを重視して、フジのX-S10+XF 18-55mm f:2.8-4.0を持っていきました。
レンズもびっしょり。
雨だけならまだしも、きっと海水も混じってるだろうから後でメンテしないとな。
温かいカフェラテを飲みながら休憩していると、急速に天気が回復して晴れ間が覗きました。
待ったかいがありました。
これ幸いと、観光客がわらわら集まってきます。
(いや、みなさんいったいどこに隠れてたの?)
福井県が誇る名勝・東尋坊
国の天然記念物でもあります。
海が荒れているおかげか、荒々しい姿を見せてくれます。
荒天の東尋坊もいいものですね。(決して負け惜しみではありません。たぶん)
これだけの高さの柱状節理(マグマが固まってヒビ割れたもの)は世界的にも珍しいみたいで、国の天然記念物に指定されています。
奥に見える島は雄島
神社がポツンとあるだけみたいだけど、橋が架かっているので歩いて渡れるみたいです。
崖の上に人がいるのですが、比べるとその高さがわかります。
はっきり言って、崖の上に立つと恐怖ですね。
際まで行くのは無理でした。
断崖の下に船着き場があります。
さすがにこの日の遊覧船は欠航でしたけど。
しばらくいましたが、日が落ちてくると寒いし、まだ明るさのあるうちに戻りましょう。
東尋坊タワー
東尋坊バス停
あ、夕日が見えそうだ。
もう少しいればよかったな。
三国港駅に戻ってきました。
終着駅って少し物悲しい感じがするのはなぜでしょうね。
帰りは2両編成でしたが、この駅から乗った乗客は数人だけ。
福井に近づくに連れて乗客は増えていきますが、満員になることはありませんでした。
福井駅に戻ってきました。
もうすっかり暗くなっています。
ギャオー
夜にはフクイティタンも駅舎の壁もライトアップされます。
ところで、
腹が減った・・
(五郎さん風)
とくれば、観光客の味方。観光案内所。
観光スポットだけでなく、美味しい情報も仕入れられます。
ふむふむ
・・・
結論、スタッフさんはかに推しでした。
しかも相当の熱量で。
やっぱりセイコ蟹はなんとしても食べないといけないものらしいです。
義務と言っても過言ではない。(すみません、盛ってます)
しかも、食べられるのは11月〜12月の2ヶ月間だけ。まさしくど真ん中なのは確か。
というわけで、観光案内所のすぐ後ろにあるお店を紹介していただきました。
くずし割烹 ぼんた
えーと、入り口のメニューをぱっと見た感じだと少し値が張りそうではあります・・
でも他にお店知らないし、探すのも面倒だし。
観光客はお金使ってなんぼ。
食べずに後悔するより、食べて後悔しろ。
じゃん!
セイコ蟹丼、再び。
それとお店の人に選んでもらったお酒。
永平寺町は黒龍酒造の黒龍 吟醸 いっちょらい(冷酒)
蟹の盛り付け方が、なんとなく罪深さを感じさせます。
ごめんよ..
敦賀で食べたセイコ丼も同様でしたが、味についてはへ〜って感じなんだけど(福井の人ごめんなさい)、量が少ないのね。
まずこれだけでお腹いっぱいにはなりません。
2皿くらい食べないと。
ただ本当に2皿食べると破産するし、こういうのは1皿だけ食べるからいいのですよね。
仕方ないので他のものを頼みます。
じゃん!
若狭牛のローストビーフ
お酒はマイチョイスで、永平寺町は田邊酒造の越前岬 超辛口純米「シュタルクカイザー」(冷酒)
やっぱり肉料理には辛口でしょう。
これが、美味いのなんのって。。
若狭牛、最高!!
福井のお酒最高!!
でも、美味しい思いをした後は辛い現実が待ち受けているものです。
お会計が!?
(||゚Д゚)ヒィィィ!
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