能登へ行かんかいね(3)

さ、お腹も満たされたことですし次の目的に向かい、手打ちそば「せと」を後にします。



高山市街から国道41号を少し北上すると、中部縦貫自動車道があります。
2023年7月現在、ここ高山ICから東側は未開通区間ですが、西側の飛騨清見ICまでの区間は無料で通行できるようです。


きっと全通したら有料になるでしょうし、そうとくればいま乗らない手はありません。
時間短縮にもなります。


これだと1時間かからないのでは？
いっきに遅れを取り戻せちゃう。
よっしゃ！



国道41号。高山IC

見えました「無料区間」の案内標識



立派な高速道路が見えてきました。
向かって左方向が飛騨清見IC方面。
右方向はまだ建設中なので通れません。



素晴らしい道路です。
ワンダフル！


これが「無料」
It's free
あぁ～、なんて甘美な響き♪

交通量も少なく走りやすい！

ま、トンネルは多いんですけどね。



せとから20分ほどで、飛騨清見ICに到着です。
高速道路、ばんざい ＼(^o^)／
無料、＼(^o^)／

しかし、前方でなにやら不穏な気配が・・
なんかUターンしてる車もいるんだけど。


気のせいかな？
普通に通行できるようだし。



と思った次の瞬間！

ぎゃー！

富山方面が通行止めになってるーっ！！

不穏な気配はこれだったか・・


もはや逃げ道なし
強制的に南下させられます。


くーっ、遅れを取り戻すどころか、さらに遅れること必至！


岐阜・名古屋方面へ・・



ナビが荘川で降りろというので従います。


荘川ICは通行帯が色分けされているので安全に走行できます。
高速から降りる車が青色で優先のようです。



いやいや、案内標識多すぎでしょ。
これ、瞬間で判別できる人間っているのか？
もしいたら、宇宙人だと思う。



白川郷まで32kmか・・
まぁ、遠回りしながらでも目的地に近づいているのは安心材料ですかね。



が、、回り込んだ距離は30kmくらいはあるんじゃないかなぁ

首都圏感覚だと信じられないですけどね。


でも仕方ないです。
もう、のんびり行くしかありません。
とくに時間厳守しないといけない旅ではないので。


あせっても仕方ない。

長閑な風景を走るのは気持ち良いですね～

国道156号線、御母衣(みぼろ)ダムに架かる岩瀬橋を渡ります。




御母衣(みぼろ)ダムの湖畔に沿って、国道156号を北上します。
道幅も十分で走りやすいのですが、トンネルだけは昔のままなのか幅員が狭いので注意です。



突如、渋滞につかまります。
え！？
こんな山の中の道で渋滞？？



どうやら工事渋滞のようです。
通行止めの次は工事か・・



渋滞のまま「尾神橋」まで進んできました。


ほとんど進んでないじゃんっ！！



またトンネル


幅員はやっぱり広くはありません..


対向のトラックが待ってくれています。
サンキューです


渋滞は続くよどこまでも


延々と御母衣ダムの縁を通っていくのですが、しかしこのダムでかいなぁ。
いったいどこまで続くんでしょうか。


地図で見た感じだと、全長6kmくらいはあるのではないかと。
貯水量でみても全国屈指の大きさみたいです。
そりゃ、なかなか通過できないですね。

何個目かの工事個所を通過すると、ようやく車が流れだしました。


でも、もはやダムの終点である突堤が見えるところまで来てました。


このダムを通過するのに約40分かかりました。
道路工事もさることながら、やはり高速道路の通行止めが拍車をかけた感じです。


急カープを曲がると


なんだかものすごい存在感のあるものが目に入ります。
しかも、少しばかり圧迫感すら感じる。


通常のグレーのコンクリートではなく、巨大な茶色の壁です。

御母衣ダムは通常のコンクリート造りではなく、岩石とか土砂を積み上げて作ったロックフィル式というダムらしいです。石とか岩を積んでこれだけ巨大なものを作るなんて、想像を絶します。


衛生写真でも見えるその巨大さ。
長さ400メートル、高さ130メートル
エジプトのピラミッド級ですね。
まぁ、あちらは人力の建造なので比べるのは失礼かもしれませんが。

これは一見の価値ありです。
今度はゆっくり見にきたいものです。
まわり道をして渋滞には嵌ったけど、これ見れただけでも良しとしますか。


さ、渋滞の御母衣ダムを抜けてもう一つ下流の鳩谷ダムを過ぎると、いよいよ白川郷です。
あのバスが出てくるところを右折すれば到着です。



白川郷の駐車場に到着～
高山のお蕎麦屋さんから、1時間30分かかりました..



タイトルの「能登」には、いつ着くんだって感じですけど。

すみませんね、まだ先です。

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