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シビックFL1の外装 [車]

初代から数えて11代目となった、ホンダ・シビック

現行シビックは2021年秋に発売されたFL型

FL型は3タイプあって、最初に発売されたのが純ガソリン車のFL1
10か月ほど遅れて、2022年7月に発売されたハイブリッド e:HEVがFL4
そして圧倒的人気で僅か3カ月ほどで受注停止となったTYPE-RがFL5

標準車であるFL1は、CVTと6速MTの2本立て。
試乗記事にも書きましたが、このシビックFL1のCVTは本当によくできていて、CVT嫌いの人でも乗れば許容できる出来映えだと思います。

ブログ主のシビックも走行距離が2,000kmを超えてきたので、ここらで簡単なレビューをしてみたいと思います。


FL1_01.jpg

全長:4550mm、全幅:1800mm、全高:1415mm、
ホイールベース:2735mm
車両重量:1370kg(CVT)、1340kg(6MT) ※EXの場合です(LXはそれぞれ-10kg)

最近の車にしては珍しく、全高1415mmはなかなか低いですね。
まあスポーツカーのような低さではありませんが、実用車としては低い方です。


グレードはEX
ボディカラーは、プラチナホワイト・パール

現行シビック購入者の70%はこの色だと思われます(by ブログ主の路上勝手リサーチ)


FL1_02.jpg
フロントデザインは正直なところ、あまりかっこよくありませんね。
オプションのフロントロアースカート(ホンダアクセス製)を装着しております。
昔の言い方ですと、フロントリップスポイラーですね。

ノーマルだとライセンスプレート下部の白いパーツ部分がありません。
それと、フォグランプ下の厚ぼったいパーツもありません。
ちょっとくどい感じがします。これはもう少しスマートなほうが良いですね。

対してリアデザインはフロントに比べると、まあまあいけてる感じがします。

こちらもオプションのテールゲートスポイラーを装着しております。
昔の言い方だと、リアスポイラー(リアスポ)です。
このFL1シビックですが、わりとリアスポが似合う車だと思うのです。


FL1_03.jpg
サイドビューです。
Aピラーを後退させてボンネットを長く見せるデザインになっています。

そのせいでフロントガラスの角度が少し立っているのも最近の流行りと逆行しています。
運転席に座るとガラスが近く感じます。
メリットとして、内窓を拭くときに手が届きやすいので疲れません。

リアウインドウから黒い樹脂パーツを鋭く伸ばして、Cピラーを細く見せています。
同時にテールランプもサイドに鋭く切り込ませることで。シャープさを醸し出しています。
この辺りのデザインは少し好感が持てますね。


FL1_04.jpg
ただし、このシビックFL1を少しかっこ悪く見せている原因はここ、ボンネット先端。
つばのようになっているのが原因だと思うのです。
もう少し後退させた方がスタイリッシュになると、個人的には思います。

ドアミラーの取り付け位置がAピラー付け根から後退しています。
そのおかげなのか、三角窓がなくても隙間から見通しが効きます。
その代わり視線移動は大きくなりますが、ブラインドスポットセンサーが標準装備されているので安全性はサポートされます。


FL1_05.jpg
ヘッドライトを点灯させた状態
ロービームは片側2灯です。
もはや当然のようにLEDライトです。
四角っぽく光るヘッドライトは、ここ最近のホンダ車に多いデザインですね。

でもこのライト、正直いって暗いです..
HIDの車からゴルフに乗り替えたとき、LEDヘッドライトがすごく暗く感じました。
そのゴルフから今回のシビックに乗り替えたときに、ゴルフよりも更に暗く感じました。
いうことは、相当暗いのではないでしょうか..


FL1_06.jpg
ターンシグナル
ヘッドライト上部がライン状に光ります。


FL1_07.jpg
ちなみに、ウインカーはデイライト部分が点滅する流行りのタイプかと思いましたが違いました。
ウインカーは、デイライトの下側が別に光ります。
ヘッドライトの真ん中の丸い部分はハイビームです。


FL1_08.jpg
全てのライト類を点灯してみます。
フォグランプもLED化されています。
個人的にはフォグは黄色のハロゲンが好きなんですけど。
黄色は波長的に粒子に吸収されにくいですから、理に適ってるんですよね。

2020年に義務化されましたのでオートライトが標準装備されています。
夜間やトンネルでは強制的にライトがONし、解除することはできません。
なお、このシビックFL1はオートハイビームも標準装備されているのですが、EXはさらにアダプティブドライビングビームなるものが付いており、より緻密なライトコントロールをしてくれます。

ところで、ボンネット両端の隙間が空いているように見えるのが気になります。
実際に隙間が大きいわけではないようですが、この辺りがホンダクオリティなんですかね。


FL1_09.jpg
続いてリアです。
尾灯はバックランプとウインカーをぐるっと囲うように点灯します。
ブレーキを踏むとエンブレムの上の部分も点灯して、横一直線になります。
自分では見れないんですけど、走っている他車で確認しました。


FL1_10.jpg
リアのターンシグナル
一応これもLEDなのかな?
リアのライトまわりのデザインは嫌いではないです。

なお、エンブレムはオプションのブラックエンブレムに交換しています。
見てお分かりのように、このシビックはメッキパーツが一切使われていません。
とくにフロントは標準のメッキエンブレムだと主張が強すぎる気がして。

でもブラックエンブレムといっても、まっ黒ではなくブロンズっぽい色ですね。
ホワイトボディにまっ黒だとちょっと浮いてしまいますが、この程度の色なら自然です。
悪くありません。


FL1_11.jpg
このシビックFL1が一番かっこよく見えるのは、少し低い位置からみた斜め後ろ姿ですかね。
リアスポイラーの取り付けステーが黒いので、引き締まった感じに見えるのもグッドです。

マフラー排気口のようなものはダミーパーツですが、一応貫通はしていて奥に本当のマフラー出口が確認できます。

リアもやっぱり、バックドアとボディとの隙間が気になるんですよね~
ホンダさん、もっとがんばって!


FL1_12.jpg
純正ホイールは18インチ
リムからスポークにかけて削り出したような切削加工となっています。
これ、実際に見るとなかなかかっこいいです。

EXグレードとLXグレードの外観上の違いはあまり無いのですが、ホイールは見分けるポイントのひとつです。
ホイール切削加工の部分も黒いのがEX。削り出し感のあるシルバーっぽいのがLXです。


FL1_13.jpg
新車装着タイヤは、グッドイヤーのイーグルF1
タイヤサイズは、235/40R18

1500cc、180馬力の車にしては少しタイヤ幅が広過ぎる気もしますけど。
ちなみにこのタイヤ、メイドイン・ジャーマーニーでした。

この車、最小回転半径5.7mと決して小回りは利きません。
ハンドルを一番きってこのくらいです。
ゴルフから乗り換えて、如実に感じたのはここ。
ホイールベースも100mmほど長いので仕方ないのかもしれませんが、取り回しがちょっと..


FL1_14.jpg
バックドアは、がばっと開きます。

しかしこのドア、開けるときが重たい..
原因はリアゲートスポイラーですね。
リアゲートが鉄板ではなく樹脂製で軽量化されているのですが、標準だとわりと軽く開けることができるのにリアゲートスポイラーを装着すると激重!

ぐぬぬっ!と、開け始めはそこそこ力が必要です。
自動開閉機構が欲しいけど、それだと樹脂製にした意味がないですしね。
当然ですがハッチを支えるダンパーも強化タイプに交換されていますよ。
でないと勝手に閉じてきてしまいますからね。


FL1_15.jpg
ラゲッジルームは思っていた以上に広く感じます。
荷室容量は404リットルと、普通の冷蔵庫くらいの容量は確保されています。
わりと奥行があるのも理由の一つですが、床面が深いのも一役かっています。
ただ、重たいものを載せたり出したりするのは少し腰にくるかもかもしれません。
少し持ち上げないと、そのまま手前に引っ張り出すことができないので・・


FL1_16.jpg
EXグレードでは車体右側のタイヤハウス後方に、BOSEプレミアムサウンドシステムのサブウーファーがビルドインされています。
20cmウーファーなので、低域の強い音楽ソースだと気持ち悪いくらいの低音が出ます。
気を付けないと、ボンボン鳴ってるお下品車みたいになっちゃいます。


FL1_17.jpg
反対の左側には、パンクの応急修理キットや牽引フックが入っています。
使わないに越したことは無い装備です。


FL1_18.jpg
フロアカバーをめくると、その下にも収納スペースが確保されています。
ランフラットタイヤなのでスペアタイヤが車載されていないおかげです。
とりあえず三角停止板を入れておきましょうか。
それと、いざというときの雪用布チェーンと、救援用ブースターケーブルでも放り込んでおきましょう。


FL1_19.jpg
トノカバーは巻き取り式で、横にシュルシュルと引っ張り出すタイプです。
おぉ、これは何気に便利ですね。
ひもで吊るタイプは、取り外したカバーの置き場所に困りますから。
しかも、カバーを巻き取ったボックス自体も取り外すことができる念の入れよう。
コストかかってますね。


FL1_20.jpg
巻き取り式のトノカバーはラゲッジルームの半分を目隠しできます。
残りの半分は、バックドア側に据え付けられています。


FL1_21.jpg
自動車の要、エンジンルームを見てみます。

ボンネット、オープン

ボンネットの開け方は最初戸惑いました。
ロック解除のレバーが見つからないんですよ。

普通、手のひらを上にしてボンネットの隙間に差し込むと思うのですが、そうすると絶対にレバーが見つかりません。
正解は手のひらを下にして手を差し込むのです。

これ、いざってときにかなり焦るので、納車の時にちゃんとレクチャーして欲しかったです。


FL1_22.jpg
エンジン型式はL15C
排気量1,500cc、直列4気筒の直噴VTECターボエンジンを横置きに搭載しています。

エンジンスペック:出力182PS(6,000rpm)、トルク24.5kgf(1,700-4,500rpm)

ターボエンジンなので燃料は無鉛プレミアム(ハイオク)仕様となります。

ボンネット内はエンジンカバーの類いがほぼ無いのでゴチャゴチャしてますね。
エンジンヘッドのダイレクトイグニッションコイルもばっちりむき出しです。


FL1_23.jpg
エンジンの心臓部

ボア×ストロークは、73.0×89.4mm

かなりロングストロークなエンジンですね。

私、スバル歴が長かったせいか、ショートストロークエンジンがほとんどなんですね。
だからなのかわかりませんが、この車エンスト(エンジン・ストール)しません。

否、もちろんエンストはしますよ。
ですが、かなりエンストしにくいのです。
試乗のときも10年以上ぶりのMT車だったにも関わらず、エンストしませんでしたから。

運転手がへっぽこなのにまだ一回もエンストしていないのは、この車のおかげです。
でもその代わり、アクセルを踏み込んだ時の気持ちよさがあまり無いのが残念です。

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