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山陰~北陸・日本海沿いの旅5(心の洗濯編) [きまま旅]

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朝8時前、松江駅

この日は鳥取まで移動する予定なので、少し早めに行動します。

松江は宿泊するためだけの滞在だったので、心残りといえば松江城に行けなかったこと。

あと、しじみ汁を飲めなかったこと。

くっ、無念・・


月曜日の朝だけあって、ホームは通勤・通学客が多いです。

さすが山陰地方最大の都市、松江。

ちょうど国鉄色の特急やくもが発車していきました。
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08:01発の米子行き普通列車で約30分、米子の一つ手前の安来駅で途中下車します。
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松江から乗ってきた山陰海岸ジオパークのラッピング車両
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安来駅は駅舎の中がとても凝っており、駅とは思えないほどの木組み構造が見られます。
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目的はこの駅舎、 ではありません。とある美術館に行くためです。

駅前から美術館のシャトルバスが出ています。

月曜の朝イチにもかかわらず、8:50の始発シャトルバスはほぼ満席。
早めに並んでおいて良かったです。
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20分ほどして到着したのは、日本庭園で有名な足立美術館。

駐車場から美術館入り口までは、お土産屋さん(左)と美術館新館(右)の間を少し歩きます。
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ここに来たのは、松江のホテル(エクセル東急)が足立美術館入場券付きプランだったから。
使わないと勿体ないというだけの理由。

美術館入口
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帰りのバスは整理券方式なので、入り口を入ったら乗りたい時間のバス整理券を先に確保します。

安来駅を12時ちょうどの米子行きに乗りたいので、美術館11:30発の整理券を確保します。

チケット売り場の奥に無料のコインロッカーがあるので、電車組には便利ですね。


室内展示は写真NGなのでありません。

横山大観と北大路魯山人の収蔵が多いのかな。

しかし、ブログ主の美術品への疎さには定評があります。

なので撮影し放題、日本庭園の写真だけをたっぷりと。


時刻はまだ9時過ぎ。
日が昇りきっていないので、影ができやすい時間帯です。
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白い玉砂利で水を表現する、いわゆる枯山水のお庭。


朝の時間帯は横から柔らかい光が届くので、紅葉もきれいに撮れます。
少し露出オーバー気味のほうが透明感が出てよろしいようです。
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真っすぐ空に伸びる竹も、午前中の早い時間帯の方が青々とした色がきれいに出ます。
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足立美術館はガラスのない窓枠があり、庭を絵のように見立てる鑑賞ができます。
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白い玉砂利と青空のコントラストに見とれ、心が浄化されるよう。
(黒すぎて浄化しきれなかったのは内緒)
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こちらは、お部屋の床の間がぽっかりと切り抜かれています。
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奥の庭園を借景すると、はい自然の掛け軸のできあがり。
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何枚か撮ったのですが、ちょうどいい露出が難しくて・・

掛け軸から見えていた庭園です。
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奥の小高い山にも手を入れているそうで。
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人工の滝を作っちゃったそうです。
スケールでかっ!
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逆光なら、逆光を生かした写真を撮りたいけれど
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そのまま撮ると暗い写真になるので、露出を上げて少しハイライトを飛ばしてみます。
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本館の室内展示もひとしきり見た後、地下通路を通って新館へ移動します。
でも新館まで来る人は少ないみたい。
本館には人がたくさんいたのにね。
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まんべんなく見て回るとちょうど2時間くらい。

歩き過ぎたので、駐車場の休憩エリアでシャトルバスの時間待ちをしましょう。

しかし、すこし不便な場所にあるにも関わらず集客力がすごいの一言。
大型の観光バスが次から次に乗り付けてきます。
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日本人だけでなく、外国人観光客もたくさん来館していました。
本格的にインバウンド観光客が戻ってきているのを実感します。

やっぱり日本庭園が素晴らしいですもん。そりゃ来たくなるよ。
きっかけは何であれ、来てよかったです。


それはそうと、山陰スペシャル自販機が気になります。
なにが売ってるかは、ぜひ現地で。
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さて、安来駅に戻ってきました。
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ここから米子へ移動します。

安来は島根県の東の端、県境を挟んで次の駅が鳥取県の米子です。

わずか一駅なのでタクシーでと考えてしまいますが、地図をみて躊躇します。


あっ、たらこ色!

キハ47タラコ キタ━(゚∀゚)━!
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車内はガラガラです。
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約10分で米子に到着です。
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そうなんです、たった一駅なんですけど10分かかるほど駅間が離れています。
営業距離で8.8km。タクシーだといくらかかるのか。
山陰本線は駅間が離れてることが多く、下手にタクシーで移動できない・・

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