ネフローゼ症候群発症

4月中旬にネフローゼ症候群で緊急入院してしまいました。1か月入院治療して無事退院
しましたが、記録として入院生活やその後の経過などを綴ろうと思います。


【発症】
3月の終わり頃から、しゃがんだときや正座をしたときに座りにくいなぁと違和感を感じ
始め、一週間後には夕方になると両足のふくらはぎがだいぶむくむようになりました。
最初は一晩寝るとむくみが取れていたので疲れかなぁと思っていたのが、だんだんとむく
み方がひどくなり、最終的には尋常ではないくらいの両下肢浮腫に。もう本当にパンパン
な状態。足首さえ骨が分からないような。そのうち一晩寝ても全然むくみが取れなくなり、
正座どころか少しもしゃがむことができなくなりました。膝を曲げるのも大変みないな。

※浮腫（ふしゅ）＝ むくみのこと。


あまりにもおかしいので総合病院へ。行った時間が少し遅かったので午後からの診察とな
り、病院の軽食屋さんでお昼ご飯を食べて待つことに。ピラフとコーラ。まさかこれから
１か月以上も普通の食事ができなくなるとはつゆ知らず・・


内科で診ていただき、採血と採尿検査。検査結果がでるまでにしばらく時間がかかるので、
待合室にて待機。でも周りの人達は診察が終わりどんどんいなくなり、一人ぽつーん状態。
15時半を過ぎたころに名前を呼ばれて診察室へ。

医師から血清アルブミン（血液中のタンパク）が低く、蛋白尿が３+（尿の中のタンパク）
出ているとのことでネフローゼ症候群であろう。ここでは治療できないので専門病院を紹
介しますと。（ここも救急や人口透析もやってるそれなりの規模の病院なんだけど・・）

先生曰く「おそらく即入院になるかも」　Σ(￣□￣)！


紹介状を書いてもらっている間、地域医療連携室という部署の方が紹介先病院との連絡・
予約をフォローしてくれました。最近は病院間で連携しているのですね。こういう体制は
とても助かります。
最初2週間以内の予約と言われ、詳しい日付は後で連絡しますとのことで携帯番号を伝え
て病院を後にしました。正直言えば、歩くのにも支障が出始めていたので、あと１週間で
あってもこの状態を我慢するのはかなり辛い・・


が、帰路運転中に電話があって「紹介先病院が明日来れるか聞いています。」とのこと。
検査データでも伝えられたのでしょうか。急を要する感じ？でも渡りに舟とはこのこと。
「行けます！」と即答。連絡をくれた地域医療連携室の方に丁寧にお礼を言いました。
本当にありがたかったです。


【検査データ】
　　血清アルブミン　　1.4（3.8-5.3）　←異常
　　尿素窒素(BUN)　　 9.5（8-20）
　　クレアチニン　　 0.98（0.4-1.14）
　　尿酸　　　　　　　6.0（3.8-7）
　　総コレステロール　436（130-219） ←異常
　　尿蛋白　　　　　　3+　　　　　　 ←異常

　　　（ ）内は正常値の範囲であり、病院により多少異なるかもしれません。

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